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第71話 新しい出会い



翻訳アプリで調べてみると、インヘルは「 息を吸う 」、エクスヘルは「 息を吐く 」という意味でした。 吸って〜 吐いて〜 と言われていたんですね! その後も延々と20分くらい続き、オッサンの硬い身体をなんとか無理矢理こねくり回しながら必死でついて行きます! 「 エクスヘール リラ〜ックス 」 ネコが背伸びをするようなポーズでようやく終了( 汗 ) ........................ 。 なんかもう、朝からめっちゃ疲れたんですけど... 先生が正座してブッダやガネーシャ、シヴァゴ師の像の方を向き、3回お辞儀。 あっ、これ分かる!! そう、お祈りの時間です。 「 ナモタサ〜パカワト〜アラハト〜... 」 前回タイのスクールでも同じでした。 僕が出張リラクゼーション店をやってた時も、スタッフ研修の時にお祈りしてたんで、スラスラ言えます! やはり一気に気持ちが引き締まりますね〜 お祈りが終わると、またゾロゾロと人が入って来ます! えっ!? これ、みんな遅刻!? 希望者は、毎朝レッスン前にこのようにルーシーダットンを教わることが出来ます。 ですので、希望しない生徒は、お祈りの始まる頃か、お祈りの終わった頃にゾロゾロと入って来ます。 ホントにゆる〜く自由な感じ! お祈りが終わると先生の指示で、各レッスン毎に分けられ、みんな部屋に散らばって行きます。 「 はい、じゃあ先生はこっちね〜!」 んっ!? 先生!? ピカピカの新入生ですけど... そうなんです! ティーチャーコースの受講者は、その日からすぐに「 先生 」と呼ばれるのです! またまた気持ちが引き締まります! 案内された場所に行くと、自分の娘でもおかしくないくらいの若い女性が施術マットの上に座っていました。 恐る恐る日本語で 「 よろしくお願いします。」 「 あっ、よろしくお願いしま〜す。」 あ〜良かった( 汗 ) 日本人の女性でした! タイ古式マッサージのベーシックコースを受講中の方です。 僕もベーシックコースからのスタートなので、しばらくの間、この女性がパートナーになります。 「 今日からですか? 」 「 はい、そうです! よろしくお願いします!」 !? !? そのイントネーション!? はい、馴染みある関西弁です!! あ〜 なんか嬉しい〜 先生も加わり、テキストを見ながらいよいよレッスンスタート!! 「 じゃあ、始めましょうか。」 !? !? 先生日本人!? あ〜 言葉が楽ち〜〜〜〜ん!! よ〜し! やったるで!! 続きはまた次回!

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