現在、moonlight は自宅の一室で、プライベートサロンとして営業しています。 そのため庭や駐車場の草刈りは、業者に依頼して綺麗にしています。 「 〇〇日の朝にお伺いします。」 「 よろしくお願いします! 」 依頼から1カ月ほど待って、ようやく段取り出来ました! 夏は草も良く伸びるようで、業者さんも忙しいみたいです。 ..................... 当日。 悠月は夜中までやっているので、当日の朝はもちろん寝ています。 いつも、作業が終わったら連絡を頂いて、書類にサインして終わりです。 プルルルル... 「 作業が終わりました。 」 「 ありがとうございます! 」 「 今日は終了連絡済みということで、このまま帰ります。 」 「 分かりました!お世話になりました! 」 「 庭の木はそのままにしてますので。 」 庭の木? ダメだ、寝ぼけててよく分からない。 ..................... 。 あぁ〜そうだった、雑草が大きく伸び過ぎて太くなってるやつかぁ... 「いや、それが邪魔になって車が停められないんで、綺麗に切って欲しいんですけど!! 」 「 えっ!? こんな立派な太い木を切ってしまっていいんですか!? 」 立派な太い木!? ダメだ、眠い! なんのこっちゃ!? ..................... 。 うちは、芝生と駐車場だけで、庭に木は一本も植えてません。 どうもこのオッチャンと話が噛み合わない... 「 ちょっと外に出ます! 」 「 分かりました 。」 いったい何のことなんでしょう... とりあえず外へ ガチャッ。 ..................... 。 えぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!! 雑草ボーボーやん!! 作業終了って言ったよな! なになに!? 穂先きだけ摘んで行ったん!? 葉っぱちぎって茎は残す派!? どう見ても昨日までと変化無しです。 プルルルル 「 あのー、全然終わって無いですけど、今どちらに居ます!? 」 「 えっ! あらっ!あれっ! 」 「 ひょっとして違うお宅の草刈りしました? 」 「 あらー 」 あらー じゃねーわ!! 早い時間に起こされたあげく、何してくれとんじゃい! 「 何とかしてもらえますか? 」 「 またご連絡します! 」 ..................... 。 待てど暮らせど連絡無し。 ダメだこりゃ。 すぐに作業してくれたら内緒にしてあげようと思いましたが、我慢の限界です! 会社に連絡しよう!! プルルルル 「 あのー、今日草刈り依頼してたんですけど...」 「 はいはい、お世話になります 」 「 作業終了連絡もらったんですけど、全然終わってないんですけど! 」 「 あー、なんか違うお宅に行ったみたいで、また後日改めてということで。」 はぁ〜? 「 いやいや、なんとかしてください! 」 「 あーそうですか... 」 あーそうですか じゃねーわ!! ふざけるな! すぐに来いよ! お客様から料金を頂くということが、どれだけありがたいことか! あたりめぇ〜じゃねーからな! この状況、あたりめぇ〜じゃねーからな! 「 じゃあ、作業員に連絡してみます 」 当然だろ! 仕事ナメんな! ..................... 。 人間、ミスをするのは仕方ありません。 ただ、それに対して誠心誠意、何倍もの仕事でお返しするのが本来の姿だと思います。 仕事があるのが当たり前。 お客様から料金をもらえるのが当たり前。 今日一日やりくりすれば、毎月給料がもらえるのが当たり前。 ふざけるな!! 自営業者にそんな当たり前はありません。 どれだけ働いてもお給料が無い月もあります! だから毎日真剣に戦ってるんです! 僕はこの命が果てる時、奥さんや息子に 「 お父さん頑張ったから、もう逝くね 」 と、胸を張って言えるような人生でありたい! 日本は恵まれ過ぎてます。 働きたいけど仕事が無い。 勉強したいけど学校に行けない。 明日も元気に生きたいと願っても叶わない。 今日眠ってしまうと、明日はもう命が無いかもしれないから寝たく無い... そう考えながら布団に入ったことがありますか? 世界中には僕たちが想像もつかないような現実と戦ってる人がたくさんいます! 限られた人生の中で、一日一日木の葉をちぎって行くように、必ず時は過ぎて行き、いつか枯れ果ててしまいます。 当たり前の明日なんか無いし、今日という日はもう二度と無いんです。 だから僕は、今日一日を真剣に生きないとダメだと思ってます! 身体が動かせる時は一所懸命働き、学べる時は一所懸命学び、遊ぶ時は一所懸命遊ぶ。 皆さんも今日一日を真剣に生きて、素晴らしい人生にして頂きたいです! 普段からこう考えてる僕は、ふざけた業者に大変腹が立ったとさ。 おしまい。 続きはまた次回!
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