胃下垂ソンテウに乗って、スクールに到着！ タイっぽい建物だなぁ〜 そこは壁が無く、開放的な空間！ 床は大理石っぽい感じ。 気持ちいい〜！ 自分のサンダルを脱いで、その辺に無造作に置いてあるサンダルに履き替える。 なにかいい匂い！ 朝食です。食堂（境目は無い）に人の列。 そこに並んでお皿に順番に盛り付けて行くよう。 地元でセルフ文化に慣れ親しんでいる僕は、なんの抵抗もなくお皿へポイポイ！ お水はペットボトルで飲み放題。 変わった形の氷をステンレスのコップに入れてお水を...... んっ⁉︎ このペットボトル新品のはず... 栓がゆるい... 逆さにするとポタポタと... まぁ気にするな。ここはタイ！ ゆるゆるバンザイ！ 食事の名前は分からないけど、すごく美味しい！ 朝からお米を食べる習慣のない僕でもペロリと完食してしまいました。 食後は希望者にタオルアートやムエタイなんかも教えてくれます。 しばらくすると 「お祈りで〜す！」の声。 スクールの二階に上がり、タイ古式マッサージの創始者といわれる、シバカ・クマール・バッカ（通称シバゴ様）先生にお祈りです。 シバゴ様はインド人の名医です。 タイマッサージも医術として、タイ伝統医学の中で発展して行きました。 無病息災を願うタイ人の信仰対象です。 スクールの先生の後に続いて、唱和。 「ナモタサ パカワト アラハト サマ サプタッサ.................ロカ パヤティ ウィナサンティ」 ん〜 ボチボチ長い... ３分チョットですが板の間での正座がキツイ... 簡単に端折って言うと、「私はあなたを尊敬しています。そのお力を私に授けてください。この手で触れる人々から苦痛が取り去られ、幸福がもたらされますように。」 といった感じの意味ですかね〜 このマントラ（真言）を施術前に唱えるには ・心を鎮めて精神集中する ・施術により、邪気を受けてしまうのを防ぐ ・タイマッサージが伝統と秩序のあるマッサージであるということのデモンストレーション という意味もあるようです。 お祈りも終わり、いよいよスタート！ 担当してくれるPOM先生のご挨拶。明るく気さくな感じのタイ人女性でした！ 後から聞くと僕と同い年とのこと。 日本語はほぼ分からないので、別のタイ人女性の通訳を通しての授業となります。 テキストを渡され、実際にやって見せてもらったあと、ペアを組んで練習です。 POM先生のクラスは９名。 男性はそのうち３名だけです。 僕は同じ寮でお世話になった男性とペアを組むことに！ 先ずタイマッサージはツボではなく、「セン」と呼ばれるエネルギーラインを刺激して行きます。 この「セン」... メチャクチャ多くてややこしい！ タイマッサージでは足にその「セン」が集中していることから、足を重点的にマッサージして行きます。 今回僕が習うスタンダードなタイ古式マッサージは、１２０分かけて全身をほぐしていくんですが、その半分の６０分かけて行うのが足です。 あんまや整体とは違い、タイマッサージはゆったりとした圧。 施術を受ける側は、テキストを見ながら交代でイメージトレーニング。 扇風機の風を浴びながら、開放的な空間でゆったりと施術してもらう... なんだこの気持ち良さ... ヤバイ... 寝てしまいそう... 無理やり目を開けていても、それは多分白目。 初の単独海外の疲れ、トッケイとの眠れぬ時間... 睡魔には勝てません！ しばらくすると交代です。 テキストを見ながら「セン」と言われる場所をゆっくりと押していく。 繰り返し何度もやってると親指や手首に激痛！ これを１２０分も続けるのか... 大変だ... 僕が習うコースは９日間で７０時間。 初日の短時間でこれか... 身体もつかな... ペアの男性も初めてなので、最初から上手な訳もなく、施術された足も少し痛む。 少しずつテキストを進めながら、ようやくお昼の休憩！ あ〜...疲れすぎてあまり食欲が無い... しばらくすると、 何このいい匂い〜！ 昼食は知ってる！ガパオライス！ またまた慣れ親しんだセルフでお皿にポイポイ。 美味い！美味すぎる！ 疲れててもガッツリ食べられました！ やっぱりタイの食事は僕に合うんだなぁ〜 日本帰ったら作ろ〜 食事が終わり、しばし休憩。 POM先生のクラス以外の方も一緒に食事をするので、皆さん気さくに話しかけてくれます！ 帰国してお店を出す方や、今オイルマッサージ店をやってて、プラスアルファ、タイ古式マッサージを取り入れたくて来ている方も。 ほぼ皆さん単身で来ている女性。 やっぱりこういうところに来る人は、みんなスゴイなぁ〜 カッコイイ！ ペアの男性も、元々カメラマンで、その後沖縄で農業をやってて、家を売り払ってタイに来たらしい... スゴイ！ 放浪の旅。 カッコイイ！ タイの物価は日本の３分の１ほど。 しかし、安い買い物で１,０００バーツ札（約３,０００円）を出すと、お店の人がお釣りに困るほどなので、１,０００バーツの価値は日本の１０,０００円以上の価値なんだろう。 ある程度まとまったお金があればいけるのだろうが、やっぱりスゴイ！ 最初に空港で会った女性は、このスクールを卒業した後、その足でマルタ島に行くらしい！ んっ、どこ⁉︎ 暑い？寒い？ いわゆるバックパッカーですね〜 どおりでスゴイ荷物... 皆さんから色々なお話を聞いて、そのスケールの大きさに、自分はなんて小さな世界で、あーでも無い、こーでも無いと言ってたんだろうってバカバカしくなりました。 それに、日本での生活とは違い、タイのゆっくりと流れる時間。 美味しい食事。 タイに住みタ〜イ！ （そうです、４５歳のオヤジギャグです。） 午後からの授業のあと、３時にはアイス売りのおじさんがスクールにやって来ます。 この時すでに４０時間寝ていない僕。写真を撮るだけで、買って食べる元気もありませんでした... でも、お昼１時間、３時の休憩２０分とはいえ、ユルユルなタイ。 時間オーバーは当たり前！ このユルさ、助かりました。 １７時に初日の授業が終わります。 あ〜終わった〜！ とそこに、ペアの男性。 「晩御飯どうします？」 そっか、スクールは朝と昼の食事だけ。 ん〜... そうだ！ 「カオソーイが食べたいです！」 それはネット検索命の僕が調べた食べ物！ 鶏肉が入ったカレーラーメンで、チェンマイの郷土料理です。 どうしても一度食べてみたかった！ 「カオソーイなら近くの屋台にありますよ！一緒に行きますか？」 やった〜！ 異国の地で右も左も分からない僕には、何から何まで本当に助かります！ 近所の商店でまたまたビアチャーンを買って頂き、お目当の屋台へ！ ............... えぇ〜！ ウソやろ〜！ 店の人がいな〜い！ な〜んでですか〜〜〜 続きはまた次回。
Comments